1 開催日 令和4年8月4日(木)、5日(金)
2 会 場 船橋市総合教育センター [技術分野]1階 技術科研修室
[家庭分野]3階 家庭科研修室
3 内 容
(1)技術分野
「材料と加工」 機械の安全な使用について
・大型機械等の安全な使用方法を知る。(丸のこ盤、帯のこ盤、ボール盤等)
「生物育成」評価例等
・学習指導要領の内容を押さえた指導方法・評価を確認する。
(2)家庭分野
「調理実習」(肉料理・野菜スープ・幼児のおやつ)
「ウォールポケットの製作」裁縫の基礎(ミシンの使い方)
■技術
1日目の午前中に生物育成に関すること、その後から2日目にかけて小物入れの製作を行った。
生物育成に関する事は講師の実践している基礎的な内容と実際に育苗キットに播種を行った。受講者にとって、生徒に指導すべきポイントが明確になったと思われる。小物入れの製作では、基本的な製作技能に加え、機械類の使用方法や簡単な整備の方法等の研修を行った。
技術を指導する教諭はほとんどの学校で1人であり、特に初任者・許可証者の教員にとって大切な研修であったと考えられる。この研修により、生徒の怪我や使い方がわからず放置される機械が減ることを期待している。
■家庭科
1日目の午前中に調理実習を行い、その片付け後から2日目にウォールポケットの製作を行った。
調理実習はコロナ禍により、どこの学校でも数年行われていなかったり、りんごの皮むきを家で実施し動画を提出したりするなど、調理室で行うことが難しい内容であった。今回、肉を混ぜるときに袋を使うことや、脂身の少ない赤身肉を用いると袋に付きにくいこと、フライパンを4つに区切って焼く方法等、工夫次第でコロナ禍でも行えることがわかった。
ウォールポケットの製作では、経験や技量に差がある受講者が多いなかで、手縫いやミシンの基本を押さえた内容であった。特に安全面の指導は大切なことであり、今後の指導に活きていくのではないだろうか。